朝眼が覚めて外を見ると曇りですがやや明るさも見えます。
宿をでて1,2分の駅まで着くと、予定より1本前の敦賀行き電車が停車していました。
本当は小浜駅で朝食を仕入れて電車の中でそれを食べる予定でしたが、発車間際に一つ前の電車に飛び乗りました。約30分先行です。
電車に乗って、時刻表で敦賀での接続を調べたのですが、結局敦賀から先は予定通りの電車しかありません。敦賀駅ではもともと20分以上の接続時間があるしそれ以上早く着いても仕方ないのでどこかで途中下車することにしました。
この辺りで有名なところといえば、三方五湖で、最寄り駅は三方駅です。
PCのゼンリン地図で見ると三方駅から一番近い三方湖まで1Km弱、道沿いでは1kmを越えるかもしれません。次の電車まで30分ですから時間的にはひょっとして無理かもしれないし、何よりもまだ朝食を食べていないので売店かどこかでそれを仕入れないといけません。
三方駅に到着して車内から駅舎を見たのですが売店があるようでもないし、結局次の美浜駅がより大きそうなのでそちらで下車することにしました。
少し、時間は前に戻りますが、小浜駅を出ると線路は一旦海を離れ、内陸部に入ります。
小浜では全くなかった雪が田んぼ一面を覆っています。
若狭有田駅付近
田んぼは一面雪景色。
山のふもとは雲に覆われてとてもきれいでした。
その雪も消えると電車は三方駅をすぎ、三方湖が線路に近づいてきます。
やがて、電車は美浜駅に着きました。
数人の乗客が下車し、駅前に停まっていたコミュニティーバスに乗るとバスは出発していきました。
あとは、客待ちで手持ち無沙汰のタクシーが停まっているだけです。
駅前には一軒の店があるだけで他には特にこれといったものもありません。
コインロッカーがありました。普通は預けると300円くらい取られますが、ここでは100円入れると鍵がかかり、使用後はその100円が返ってくるのですね。つまりただです。
バッグをそこに預けて、駅の周りをぐるりと歩いてきました。海まで行けば景色がいいのでしょうが、やはり30分では往復するだけで目一杯のようです。
散歩は適当に切り上げて、駅前のパン屋さんでパンとお茶を買い、待合室でそれを食べながら次の電車を待ちました。
敦賀−金沢
小浜からしばらく見えていた青空も敦賀では曇りとなり、雨が降りそうな雲行きとなりました。まあ雨は降りませんでしたが。
敦賀から先は6両編成の電車です。ここ敦賀駅は直流電化ですが、先の北陸トンネルの手前から交流電化になります。敦賀を発車した電車は、すぐに直流から交流に切り替えるためのデッドセクションを通過し、車内の電灯がしばらく消灯します。敦賀では無かった雪が、北陸トンネルを越えるとまたあたり一面真っ白になりました。南今庄、今庄、南条と雪も段々少なくなり、武生、鯖江ではまた全く雪がなくなりました。
そうそう、今乗っている電車ですが、直流区間と交流区間を走るため、当然ですが交直流両用の電車です。しかも今は懐かしい急行用の455系という電車です。シートは4人向かい合わせのボックスシートですが、通勤用車両と比べると古いとはいえ急行用ですから余裕もあり、窓側にも肘掛もついています。
各駅停車の電車は途中の駅でなんども特急に追い越されながら、福井、加賀温泉、小松などを通り、帝国に金沢に着きました。
金沢−七尾
金沢まで乗った電車は6両編成でした。私の乗った車両は一番後ろでしたが、金沢駅では5番線に到着したのですが、乗り換える七尾線のホームは4番線で、同じホームの向かい側と思ったら、なんと向かい側は3番線で4番線というのは、3番線と5番線ホームの先(東側)の切り欠きの部分にあるのです。
つまり私の乗った車両は一番遠いというわけ。接続時間は3分。
少しばかり早足で歩いて余裕で間に合いましたが、最初から一番前に乗っておけばよかった。
能登半島に向かう七尾線は金沢の3つ先、津幡駅からなのですが、どの列車も金沢から出発します。
電車は3両編成で、車内は4人がけのボックスシートですが、シートは新しい形状に変更してあります。
津幡を過ぎると再び直流電化区間に入るためにデッドセクションでは電灯がしばらく消えます。
七尾線は能登半島を走るのですが、海は全く見えません。途中羽咋駅までは半島の西側を、羽咋駅からは半島を縦断して東側の七尾駅まで行きます。
景色は、まあ田舎の田んぼの中をずっと走っているという感じですか。
七尾−和倉温泉
各停の電車はすべて七尾までです。実はこの一つ先、和倉温泉駅まではJR区間なのですが特急を除いてJRの電車は七尾が終点です。七尾から先は第3セクターの能登鉄道の車両に乗り換えます。
勿論、車両は能登鉄道ですがJRの路線ですから青春18きっぷは有効です。
一両だけの能登鉄道のディーゼルカーは結構混んでいました。それを幸い、先頭のかぶりつきで前面展望を楽しんで、民家越しに能登島を眺めながら和倉温泉駅に着きました。
駅前には温泉の送迎バスがずらりと並んでお客さんを待っていました。私には関係ないですが。
和倉温泉−七尾
和倉温泉には各方面からJRの特急が到着します。大阪から「サンダーバード」、名古屋から「しらさぎ」、そして新幹線接続の越後湯沢から「はくたか」と。丁度反対ホームに「はくたか」が停車しており、この車両が北越急行のスノーラピッドでした。初めて見たような。
そうそう、和倉温泉には駅名標がなくて、改札口に和倉温泉駅とかかれた暖簾がかかっておりました。
改札口にかかっている「和倉温泉駅」の暖簾。
ちなみに、この駅には駅名標が無かった。
七尾までは、やはり能登鉄道のディーゼルカーで今度はほどほどの空き具合でした。
ちなみに、七尾線は和倉温泉までを含めて海はまったくといっていいほど見えませんが、能登鉄道線では海岸を走るので能登湾の眺望が楽しめます。今は先端部が廃線になってしまって穴水までしか行っていませんが、以前は珠洲を通って蛸島まで行っており、よりきれいな景色が楽しめたのですが。
七尾−津幡
七尾からは再び七尾線の各停電車でもと来た道を引き返します。単線ですからやはり途中での行き違いや特急に追い越されたりと楽しい電車です。
津幡では乗り換え時間が20分あまりあるので駅の外に出てみましたが、駅横のコンビニ以外は国道が走っているだけで、これといって見所のあるところではありません。
でも、ここで初めてみぞれが降ってきました。雨かと思ったのですが、髪をはたくとパラパラと落ちてくるのです。やっと冬にあったような気がしました。
津幡−高岡
津幡を出ると、木曽義仲が松明を牛の角につけて走らせ、平家を蹴散らしたという倶利伽羅峠、そして富山県に入ります。倶利伽羅ではまた雪が線路際を覆っていました。それも次の石動では消えて、暗くなった高岡駅につきました。
今夜の泊まりはここ高岡ですが、チェックインする前に、もう一つ乗らなければいけない路線があります。
高岡−城端−高岡
高岡から南に五箇山入り口にある城端(じょうはな)というところまで、城端線という路線があり、今日の締めくくりはこの路線乗車です。高岡駅の一番南の城端線ホームからディーゼルカーは出発します。
丁度帰宅ラッシュで車内はかなりの混雑でした。扉横の席に座って、外の景色はすでに漆黒の闇ですから見えるはずもなく、ただ黙々と乗車しているだけです。途中、チューリップで有名な砺波などを通り、終点城端に着きました。
城端はさすがに山の入り口です。駅前には除雪された雪がこんもりと積まれていますが、タクシーと迎えの車が数台停まっているだけで、それも下車してきた客を乗せて走り去っていきました。
駅の明かり以外何もありません。
城端駅のトイレ
何故か懐かしい
来た時と同じ車両に乗って、高岡に戻りました。
こちらはラッシュと逆方向なので、ガラガラでした。
何故か、インド人(と思しき)の夫婦連れが乗っていたなあ。
(続く)
今日(1月12日)の東海道57次
法多山まで歩いていっていたので距離が大幅に伸びて、累計246.21Kmとなりました。
袋井、見附(磐田市)を通過して、天竜川に近づきました。
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